日常生活で気をつけるべきこと
食事に気を配ったり、適切な方法でからだを動かしたりすることで、
日常生活を快適に過ごすことができます。
症状に合わせて、以下の工夫を無理のない範囲で試してみてください。
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栄養管理
塩分の過剰摂取は、症状を悪化させることがあります。塩分量に気をつけて、バランスのよい食事を心がけましょう。水分もこまめにとるなど気をつけてとるようにしましょう。
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運動
適切な身体活動や定期的な運動は、身体機能や生活の質を改善します。ご自身の体調に合わせた運動量について医師に相談のうえ、定期的にからだを動かしましょう。
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睡眠
睡眠時間をしっかり確保しましょう。
不眠などで眠れない場合は、医師に相談しましょう。 -
節酒・禁煙
過度の飲酒は心臓に負担をかけます。
できるかぎり飲酒の機会を減らし、少量の摂取に留めましょう。 -
低血圧
急に立ち上がったり、からだを起こしたりすると、めまいやふらつきを起こすことがあります。からだの向きはゆっくりと時間をかけて変えるようにしましょう。
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入浴
熱いお湯や長時間の入浴は心臓への負荷になることがあります。お湯の温度は40~41℃くらいに設定しましょう。お湯の深さは鎖骨下くらいまで、入浴時間は10分程度が望ましいでしょう。
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適切な休暇や余暇の調整
旅行は病状、身体能力を考慮して計画し、医師に相談しましょう。
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定期的な受診
病院には定期的に通うようにしましょう。通院を中断すると、症状が悪化する可能性があります。
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感染予防
インフルエンザや肺炎、COVID-19などの呼吸器感染症は、予後の悪化につながります。感染予防に留意して、各種ワクチンの接種を検討しましょう。
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心の不調
気分が落ち込んだり、不安になることがあります。心の調子が悪いと感じたら、医師に相談しましょう。